FC2ブログ

記事一覧

【FAKEBOOK BUSTER】国連UPR対中国審査の内容は「自画自賛」と「言い訳」の嵐 2018/11/07


国連UPR中国審査 会場前で大規模の反中国デモ


A4110947-4DDB-488E-A81B-986041555E6C-660x330.png 


   11月6日(現地時間)にUPR(普遍的定期的審査)中国のセッションが行われました。現地の仲間数人より、国連の外での大規模なウイグル人、チベット人、ベトナム人、その他による大規模なデモが開催されました。

   また、会場やその周辺では、中国政府代表団がかなり神経をとがらせていたとの事でした。これは、中国のセッションの時の恒例行事ですが、かなりの人間を投入し、敵側を見張っていたようです。

   理由は、定かではありませんが、今回より、米国が人権理事会に復帰しています。
多分、多くの加盟国からの要請によるものだと思います。


   アフリカ諸国は、中国の経済援助を受けている国が多く、中国への批判はほとんどなく、中国賛美、外交辞令のようなものばかりでした。



ベトナムが第2・第3のチベットになる事を恐れているという参加者
中国共産党がベトナムの共産党をコントロールし、国土を切り売りしていると言っています。
(99年のリース=切り売り) そして、そこに軍の滑走路を作っているとの事。


新疆ウイグル自治区の自治区首府「ウルムチ」の市長を招聘した中国代表団


   中国政府は、新疆ウイグル自治区の首府であるウルムチのウイグル人市長である ヤシム・サディク(Yasim Sadiq)氏を、中国政府代表団の1人として連れてきており、「現在の中国共産党政府の方針は、人々の希望に叶っている」「従来、テロ攻撃などを起こしていたウイグル人たちは、収容所で運動をしたり文化的な生活をし、22ヶ月間、テロは起きていない」などと、完全に中国政府の代弁をしていました。

   この市長は、テロ防止策が講じられたことで、2017年には、GDPが7.6%成長し、新疆への渡航は禁止されていたが、今年の最初の9ヶ月間だけで、132,000,000人の国内外からの旅行者が訪れ、新疆に魅せられている。一部の西洋諸国があれこれと、中国を批判しているが、「事実から遠く離れている」と主張していました。



ウイグル人強制収容所に100万人以上を拘束する中国政府


    ヤシム・サディク市長や中国政府代表団は、強制収容所を「トレーニングセンター」と呼んでいます。そして、この収容所に入れられている人たちからは、その施設が歓迎されているとも言っています。

   さらに市長は、「どなたでも、新疆を訪問する方々は歓迎します」と言っていましたが、各国代表団がウイグル地区に国連の査察官を受け入れるようにという要求に関しては、言及しませんでした。

HINOMARU1.jpg チベット・ウイグルのデモの中に「日の丸」も混じっていました



中国の経済援助欲しさに中国を擁護するアフリカ諸国


   エクアドルやギニアに対しても、中国が人権に関する教育を行っているとの中国代表団の発言がありました。中国が他国に人権教育?冗談のような本当の話です。
中国は、アフリカの国々へも大規模なODAを行い、借金漬けにして天然資源を取り放題。

   アフリカの諸国から来ているNGOのメンバーからは、「中国は金を出すけど、作業員も材料も全て中国から持ってきて、雇用も生まれないし、作った設備は、高価過ぎて、我々一般人には何のメリットもない」「中国語を強制的に習わされている」「テレビ番組は、中国賛美の番組ばかり」「天然資源は奪われ放題」など、すこぶる評判は悪いが、その国々の指導者たちは、中国からの金をあてにしており、中国の意向に沿った発言しか行っていない。


   アフリカにも、第2、第3のスリランカが生まれているにもかかわらず、相変わらず、中国に経済を頼っている。また、アフリカ諸国から中国への輸入には、輸入関税を掛けないなどの優遇を行っており、それに対する謝意を述べるアフリカの国の代表団までいる。

   国連での決議の場合、人口2万人の国でも、人口10億人の国でも、1票の投票権を持っている。この投票を買うには、貧民国で資源のある国を狙うのが近道で、中国は、正に自らの為だけに、アフリカの開発を行っているが、各国代表団は、買収された側であり、この状況は今後も続くであろう。



アフリカ諸国は、このデモを見ているのだろうか?
チベット・ウイグル・ベトナムその他による反中国デモ(ジュネーブ国連前)


人権問題で中国を名指しで非難する国一覧


   私がUPRの会議中継を見た結果ですが、以下の国が、ウイグルをメインに(米国の影響でしょう)チベット、南モンゴル、香港、マカオに関して中国政府を批判していました。

   このリストは、あくまで、ウイグル、チベット、南モンゴルのいずれかに関して名指しで取りあげた国です。


・オーストラリア

・オーストリア

・カナダ

・チェコ 新疆のみ

・フランス

・ドイツ

・ノルウエー

・アイルランド

・日本 ウイグル チベットのみ

・ネパール

・スエーデン(チベット・ウイグル)

・スイス ウイグルへの人権高等弁務官の受け入れをしろ

・英国 ウイグル 特別報告者の受け入れをしろ

・アメリカ ウイグル人へ・カザフ人、イスラム教徒への弾圧をやめ、強制収容所を閉鎖し、何十万人とも百万人とも言われているウイグル人を即時解放せよ。 政治犯として収容されていいる人権活動家、南京、渡航制限を解除せよ。さらに米国政府代表は、4名の実名を挙げて釈放を求めた。チベットの宗教的リーダーに関しても言及。 

   この他の国々からも、少数民族への弾圧を止めるようにとの意見は多かったが、明確な地域や民族名は出されませんでした。


   中国の工業業化による「環境破壊」への懸念に関しても、何カ国かが表明していました。国連特別報告者を新疆地区に受け入れるようにとの勧告案を出す国もいくつもありました。


・ポーランドは、「思想信教の自由」の特別報告者を受け入れるように要請。さらに、自由権規約を履行せよ。死刑制度を廃止せよと発言。

・韓国は、産業化での大気汚染、公害に配慮せよ。都市部と遠隔地での収入の格差を是正せよ。男女間の給与格差を是正せよと発言。

・シンガポールは、完全に中国寄りの内容。

DSC04658.jpg 



UPR中国代表団は「自画自賛」と「言い訳」の嵐


尚、中国の代表団の発言は「自画自賛」の嵐と言い訳ばかりでした。


1.ここ30年の経済発展は世界でも類を見ない素晴らしい発展である。

2.法の支配の下に全て行われている

3.反中国の勢力が中国を非難するために人権問題を政治利用している。

4.中国国内に限らず、多くの国際貢献を行っている。

5.臓器移植に関しても、あくまでドナーからのもので、受刑者のものでは無い。

6.弁護士の権利も守られており、世界中の国々でも同様なように、法を守らない弁護士を捕まえて、まともな弁護士を保護しているだけである。

7.アイルランドとドイツが拷問や強制失踪に関して話したが、厳格な法によって禁止されている。

8.オーストラリア・オーストリアなどから出た宗教への弾圧はない。あくまでも法律を守らない宗教施設その他に対して罰している。

10.推定無罪の法理を採用しようと話し合っている。

11.「法輪功」は悪のセクトで中国の法律で禁止されている

12.香港の言論の自由、報道の自由が脅かされているのは完全に嘘

13.80の外国のメディアが香港に駐在しており、常に彼等が監視しており、自由は守られている

14.言論の自由、表現の自由と言っても、何でも自由というわけではない

15.中国に対して言論の自由等で非難している国こそが、言論の自由を弾圧している国だ

16.法律に反した者に対する処罰を、人権団体などは人権に対する弾圧だと話をすり替えている。

17.反中国や独立派によるテロリストなどによるものである

18.農村の開発などは、貧困や移民労働者に対するもので生産効率を上げるもの

19.チベットの人権も守っている。中国は「思想信教の自由」をチベットでも守っている(この発言は、自らチベット出身だと名乗る中国の代表団の1人)

チベットには1,787の宗教施設がある。1,790人に1つの割合でその様な施設がある。46,000人の僧侶と尼が存在している。チベットの人口の1.4%にあたる。

チベットの言語も文化も守っている。中国の憲法に言語や文化を守るようにと規定されている。チベット語は、中国で認められた国際基準の言語となっている。

バイリンガル教育は、特定の民族にだけ行っているものではない。北京語を標準語とすることで、異なる民族間の対話も可能になる。ほとんどの国で英語が第二言語である様に、中国も普通語が文化に溶け込む為に必要である。


ウイグルの惨状を訴えるウイグル人参加者

他にも死刑制度廃止しろなどの声もありました。




関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

FAKEBOOK BUSTER

Author:FAKEBOOK BUSTER
国際政治アナリストですが、国内問題や反日組織、破翼、卑翼などについても書きます。